「使ってるとすぐ枠が切れる」と感じる方へ。原因と、すぐできる節約のコツをまとめました。
Claude Code には、決まった時間内に使える 会話の量の上限 があります。たとえば「5時間で◯回まで」「1週間で◯回まで」といった枠です。
この枠は、やりとりした文字の量 で減っていきます。ふだん見えているチャットの文字だけでなく、AIが裏側で読んでいるファイル・ツールの説明・考えごとの内容、すべてがカウントされます。
つまり、同じ1回の質問でも、内容や設定によって減り方が大きく変わる のです。次の章から、その「減り方が変わる原因」を見ていきましょう。
Claude Code には、相談する AI に 3段階のレベル があります。レベルが高いほど賢いですが、その分1回の会話で減る枠も大きくなります。
| 名前 | イメージ | 消費の目安 |
|---|---|---|
| Opus | ベテランの専門家。難しい設計や複雑な判断が得意 | 約5倍 |
| Sonnet | 標準的な担当者。たいていの作業はこなせる | 基準(1倍) |
| Haiku | かんたんな調べ物・確認向き。とにかく速くて軽い | 約 1/5 |
Claude Code には、外部のサービスとつなぐ「拡張ツール」を追加できる仕組みがあります。GitHub、Google Drive、Gmail などをつないでおくと便利ですが、つないだ瞬間からツールの説明書を AI が読み込み続ける ため、何もしていなくても枠を消費します。
AI は会話の最初から最後までを「机の上に広げて」やりとりしています。会話が長くなるほど、机の上の書類は増えていきます。書類が増えると、毎回それを全部見直すために枠が大きく減ります。
とくに枠が早く減る使い方:
/compact)をしない無意識のうちに枠を消費しているクセは、意外と多いものです。
「もっと正確に答えてほしい」と思ったときに使う設定は、たいてい 消費とセット です。便利だからと毎回オンにしていると、知らないうちに枠を大きく食っています。
質問の最後に think や think hard、ultrathink といった言葉を付けると、AI は答える前により深く考えるようになります。考えている間も枠は減るため、深く考えるほど消費は増えます。
| 付ける言葉 | 考える深さ | 消費 |
|---|---|---|
| (何もつけない) | ふつう | 少 |
think | 少し深く | + 少 |
think hard / think more | かなり深く | + 中 |
think harder / megathink | とても深く | + 大 |
ultrathink | 最大まで深く | + 最大 |
ultrathink をつけると、1回ごとの消費が 数倍 になります。本当に難しい問題のときだけ使うのがおすすめです。
作業を始める前に「まず計画を立ててから動く」モードです。複雑な作業では失敗が減って便利ですが、計画を立てる分のやりとりが増える ので、簡単な作業では消費がもったいないことになります。
「詳しく説明して」「全部書いて」「ステップごとに分けて」とお願いすると、AIの返事は長くなります。出力された文字も枠から引かれるため、丁寧な依頼ほど消費が増える 仕組みです。
必要なときだけ「詳しく」と頼み、そうでないときは「要点だけ」「短く」と伝えるだけで、消費は大きく減ります。
これは、AIが答えるときの 本気度(がんばり度) を決める設定です。本気度が高いほど、AI は内部で長く考え、複数の角度から答えを練り上げます。
| 設定値 | イメージ | 消費 |
|---|---|---|
low | サッと答える | 少 |
medium | そこそこ考える | 中 |
high(標準) | しっかり考える | 多 |
xhigh / max | 限界まで考え抜く | 最大 |
「effort を high にすると枠が早く減る」というのは正しい話 です。実際、low と high では消費に 2〜4倍の差 が出ることもあります。
ultrathink などは似た働きをするので、結果として「精度を上げると枠が減る」という現象は同じように起きます。
作業の重さに合わせて、相手と本気度を変えるのがコツです。
| こんな作業 | おすすめのモデル | 考える深さ |
|---|---|---|
| 誤字の修正、短い質問、ファイル探し | Haiku または Sonnet | そのまま(指定なし) |
| ふつうの実装、テスト作成、レビュー | Sonnet | 必要なら think |
| 複雑な実装、難しいバグ調査 | Sonnet + think hard |
または Opus を単発で |
| システム設計、大規模リファクタリング | Opus | ultrathink も検討 |
/model)/compact)ultrathink や think hard も、難しい問題のときだけ/compact で机をリセットultrathink や「詳しく」を毎回つけている/compact)せずに続けている「精度を上げる」と「消費が増える」は、ほぼ同じ意味です。必要なときだけ精度を上げる ことを意識すれば、同じ枠でも 2〜3倍長く使えるようになります。